cha.1 X座標は横軸
キャラクターをX座標のプラスの方向に移動させる
まずは上のスクラッチの🏴を押してみよう。
🏴を押したら、スペースキーを押してみよう。
キャラクターが真ん中から丸印の1に移動したね。
この移動する命令をプログラムしていくんだよ。
これからキャラクターを動かすためのすごく重要な座標(ざひょう)について学んでいくよ。
これからスクラッチのWeb学習を始めていくんだけど、スクラッチを始めて使う!っていう人はまず
→ スクラッチの基本的な使い方 を読んでね。
座標って言っても難しいよね。座標っていうのはいわば定規(じょうぎ)なんだ。
物の長さをはかる時に定規を使って数字として長さを見るよね。
それと同じで今キャラクタがいる場所を数字であらわすために座標が存在するんだ。
座標と定規の違うところは座標にはマイナスの値が存在するということなんだ。
だから定規ではゼロが左端にあったりするけど、Ⅹ座標ではゼロはど真ん中なんだ。
これは覚えといてね。
真ん中がゼロでプラスの数字、つまり普通の50とか100は右方向で右に行けば行くほど、数字は大きくなるよ。
ちなみにスクラッチの画面の右端の座標は240だよ。
マイナスの方向は逆に左方向になるよ。真ん中がゼロでそこから左に行けば行くほどマイナスの数字、つまり-50とか-100とかが大きくなるよ。
ちなみにスクラッチの画面の左端の座標は-240だよ。
スクラッチで何かの命令を出すとき(プログラムを動かすとき)、必ずイベントが必要なんだ。
例えば、「🏁が押されたとき」や「スペースキーが押されたとき」など。
今回は「スペースキーが押された時」のイベントブロックを使って、スペースキーが押されたら動くプログラムを作っていこう。
「動き」の中の【Ⅹ座標を〇〇にする】をクリックして、クリックしたまま移動させて、「スペースキーが押されたとき」の下にくっつけてみよう(クリックを放す)
白い〇の中には自由に数字を変えられるよ。初期値は0になってるけど無視してね。
今回のミッションは赤い〇印のところにいきたいんだ。
今いる場所はど真ん中、つまりX座標がゼロ、Y座標がゼロの位置だね。
赤い〇は横にあるよね。横はX、縦(たて)はYだったね。
つまり今回はX座標を動かすんだ。
150っていう数字のところにあるからプラスの方向に150、つまり、X座標を150にするが正解だ。
白い〇のなかの数字を150にしてエンターキーを押そう。
今回はこれだけだよ。
簡単だね?
それでは🏴を押して、スペースキーを押してみよう!!
せいかいできたかな?